シニアジョブ・エンジニア通信、Vol.3は「情報セキュリティ」の話
シニアジョブは、今でこそシニアに特化した人材派遣・人材紹介の会社ですが、社長の中島が創業した当初はIT会社でした。
(当然、私は創業時を知りませんが・・・)
そんなわけで、この規模の人材会社にしては、技術開発に力を入れています。
そうした背景から「シニアジョブ・テックドリブン宣言」なんてものも出しているのですが、ただ単に「技術に力を入れてますよー」と宣言しても意味がないので、エンジニアでも何でもない広報職としても何か役に立つことはないかと思って始めたのが「シニアジョブ・エンジニア通信」。
これは社内のエンジニアと非エンジニアの社員の、交流や相互理解を目指した一種の社内報で、エンジニアの人物紹介や技術紹介、お仕事の進捗や成果、気になったことなどを発信しようというものです。
Vol.1とVol.2は人物紹介だったので、次のネタを何にしようか話している時に(私の席は何故かエンジニアさんの隣、広報もエンジニア枠!?)、ふと出てきたのが「情報セキュリティももっとちゃんとしたいよね」という話。
それを受けて今回のVol.3は、「情報セキュリティって何?なぜ重要なの?」という題になりました。
「シニアジョブ・エンジニア通信」は基本的に社内向けで、外部には非公開なので、一部分だけをお見せいたします。
〈登場人物〉
・安彦・・私、広報 ・村上・・エンジニアさん
安彦:そこを突かれるとツライですね。でもまあ、広報が扱う情報は基本的に公開する情報ですし・・・
村上:でも、公開前の情報だってあるわけでしょう? それに資料だけでなく、会話の内容や、会話する場所にも注意が必要です。
社外で会社の資料やメールを見たり、仕事の内容を電話や会話したりする時は注意が必要になります。特に街路や駅などでの電話や、会食、飲み会などは要注意ですね。
電車内での電話とかは情報セキュリティ以前にマナーの問題ですが、情報セキュリティ上も危険ですね。こっちまで聞こえるようなデカイ声で話している人を見ると、どこに電話の相手の関係者がいるかもわからないのにホント馬鹿だなーと思うことがあります。飲み会の時も個人情報とか取引先の機密情報は酒の肴にしないほうがいいですよ?
安彦:うわー、広報の交流会とかは酒をともなう時が多いので怖いですね。かといって、何も喋らず、というわけにもいきませんし・・・
村上:もちろん、不特定多数に情報が特定されるカタチで伝わらなければ大丈夫だと思います。例えば、個室にいるとか、参加者が特定されているとか、部外者に聞こえないように小声で話すとか。
情報セキュリティにおける危険性は、基本的に「タラレバ」の話です。だからこそ、「しっかり対策したから安心!」という感じではなく、事故が起こりうる可能性を極力なくす努力や勉強、気遣いが、常に必要なのだと思います。
まずは社員の皆さん全員に、今仕事で扱っている情報を外部に漏らすと大変なことが起こるかもしれないっていうのを意識していただければいいかなと思います。
最初は、主にインターネット上での情報セキュリティをメインに話を進めていた安彦と村上さんが、最終的にはインターネットだけではなく、普段の仕事や生活での注意や意識の話になって終わるという、情報セキュリティ啓蒙の見本のようなストーリー(笑)
もちろん、現在の社内の課題は公開しません(笑)
まだまだ初歩的な意識向上のさわりのみの内容ですが、少しずつ良くしていきたいと思います。
また、もっと技術よりの発信も扱っていきたいと考えています。