PR TIMES STORYで初めて発信してみた
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
広報パーソンのみなさんは、もうPR TIMES STORYを試してみましたか?
弊社は本日、初めて使ってストーリーを発信してみました。
こんな感じ。
ジャンルとしては、新サービスの開発秘話、とでも言うのでしょうか。
6月18日に新たに開始した、シニア副業紹介の新サービスについて、なぜ始めたのか?といった背景や思いを綴ってみました。
ストーリーを発信ってどういうこと?
さて、PR TIMES STORYは、そのサービス開始のプレスリリースで「企業内ストーリーを公に発信できる」サービスだとされています。
説明が間違っているかもしれませんが、これまではプレスリリースの形式ではなく、公には出ないニュースレターのような形で広報パーソンから直接メディアに届けるしかなかった企業内の情報、ストーリー、裏話などを、公に発信できる、という認識でいいのでしょうか。
もう既にプレスリリースは日々大量に発信され、メディアもあまり見ないものになっていて、あるいはこれまでの形式を打ち破る突飛で際どいリリースも、賛否両論ありますがいろいろ出始めています。
いわばプレスリリースが自体が大きな過渡期に差し掛かっている中で、企業からメディアや社会に情報を届けるための新たな試みなのでしょう。
私にとっても「リリースの形にならない情報をメディアにどう届けるか」は、かなり前からの重要なテーマで、PR TIMES STORYも登場当初から気にしていました。
実際にPR TIMES STORYを使ってみると・・・
そして本日、初めてストーリーの投稿をしてみました。
いろいろネタは考えたのですが、ちょうど先週に新サービスをローンチしたタイミングだったので、その開発秘話などを語ろうと思ったのです。
しかし、実際にストーリーを出してみると・・・
ああ、出た出た。
ストーリーでもGoogleニュースに出てくるんですね。
(プレスリリース)とかなっているのが気になりますが。
でも、これだけ?
「PR TIMES STORY」発のストーリーから各編集部で有用と判定されたコンテンツをそれぞれメディア転載
というのは、けっこうハードルが高いということ?
それとも時間がかかる?
PR TIMESの管理画面で見てみても、PVなどは低く、あまり見られていない様子。
SNSなどでも配信されている感じではないですね。
通常のプレスリリースに比べても、PVがまったく伸びません。
STORYのトップではPICK UPに載ってもいるのに!
本当にメディアに見られているのか、心配になってきました。
少なくとも即効性はないのでしょう。
自社のSNSで掲載の報告を行ったところ、倍以上にPVが伸びていったので、リリースのようにPR TIMESのSNSアカウントで発信されるだけでも見られ方は違うはず。
もちろん、山あり谷ありの開発秘話などではなく、想いが中心の内容なので、内容や文章がヘタクソだった可能性もあるのですが、リリースと違って配信先を選べるわけでもなく、SNSにすら載せてもらえないとなると、プロダクトの段階で「そもそもリリースより見られる構造になってない」と言えるのではないでしょうか。
もし、「長期的にジワる」のが特徴、というのでなければ、面白いサービスだったとしても、リリースに対してアドバンテージが少ないような気がします。
ストーリー < 却下されないように無理やり工夫したリリース
となってしまうとしたら残念です。
今後の状況に注目ですね。
もうストーリー発信の先行事例は十分あるよ!
今後もシニアジョブではいくつかストーリーを配信してみる予定です。
ところで、PR TIMES STORYは5月18日にサービス開始したのに、今まで使ってみなかったのはネタがなかったわけでも、怠けていたわけでもありません。
一応、他社の動向を窺っていました。
いやほら、リリースと似たような感じであれば、裏話の内容でも「公式発表」扱いになるわけでしょう?
レギュレーションやよく出るネタなどを見極めて、数回分のネタを計画して今回出してみました。
なにしろ、誰にとっても新しい試みなので、教科書などないわけですから。
というわけで、まだPR TIMES STORYを使っていない広報パーソンの方や企業様も、もう、たくさん先行事例があるので安心です。
使い頃と言えるでしょう。
PR TIMES STORYをリリース配信のユーザーが無料で使えるのは2020年9月末までとのことなので、まだ試していないのであれば7月上旬くらいまでには試してみたいところ。
そうすれば更に数回、使って、効果を出すチャンスもあると思うので!