シニアジョブ、人事制度&給与制度を強化中!
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
シニアジョブはまだ若い会社で荒削りな部分を残していますが、その分、日進月歩で様々な制度改善を行っています。
この7月1日から変わった社内の制度は、下記の2つ!
- 「7スタンス・7スキル」が「6スタンス・6スキル」に!
- 「勤続給与制度」の導入!
パッと見ではイメージできないかもしれませんね。
これらの制度を説明するには、シニアジョブ独自の人事評価制度やその考え方を説明する必要があります。
その前にこれらの改正内容をまず知りたい!という方は、コーポレートサイトのお知らせの内容をご覧ください。
シニアジョブは「個人の売上目標」がない会社
今回7月に改正された制度の根幹にあるのは、
「個人の売上目標がない」
という社風です。
「契約件数」のような目標もありません。
そのため、これらの数値が評価対象になることもありません。
これはどういうことかと言うと、
「私たちは何をする(何を解決する)会社なのか?」
を考えたとき、
「シニアの就職・転職を支援する会社だよね」
という根本を大事にする社長の考え方が示されている、ということなのです。
つまり、会社にとっては売上も契約件数も当然大事だけれど、それは会社の都合で、
「シニアにとっては、シニアジョブの売上も契約数も関係ない」
ということです。
「目の前のシニアの支援に集中する」
という意味で、シニアジョブでは売上目標や契約件数の目標を課していないのです。
成果はどう評価されるのか?
すると出てくる問題が、
「成果をどう評価するのか?」
という問題です。
シニアジョブは社長が学生時代に作った会社で、社員もほとんど20代の若い会社ですから、当然、旧態然とした年功序列制度を良しとしていません。
能力・成果主義で運営したいところですが、先の社風もあって、売上や契約数をダイレクトに個人の評価とするわけにはいきません。
そこで社長が考えたのが、「7スタンス・7スキル」という独自の指針による人事評価制度です。
これは社員が目指すべき7つの姿勢・行動と、獲得すべき7つの能力をまとめたもので、それがそのまま人事評価の項目や原拠になっており、この「7スタンス・7スキル」に沿ってシニアジョブの社員は努力し、成長し、業務を遂行することになります。
その活動の結果を、複数名の上位職が評価することで、単純な個人の成果や、目標設定に捉われず、また、このコロナ禍のような目標の変更が必要な事態でも柔軟に対応できるように工夫しています。
半年の運用を経て改正を断行!
実はこの「7スタンス・7スキル」の提示と、それによる人事評価は今年の1月に示されたものです。
半年間、実際に運用した結果、より合理的で適切なものにするため、今回改正が行われ、1項目ずつ少ない「6スタンス、6スキル」として生まれ変わりました。
重複した内容が含まれる項目を整理したり、内容が全社員向きではないものを削除したり、分類を適切化したりしています。
<6スタンス>
1.カイゼン
現状に満足せず常に状況を良くする姿勢
1.未知(不可能)に挑む
やった事をないを、やる姿勢
1.徹底
考え抜き、やり抜く姿勢
1.圧倒的当事者意識
物事を自分ごととしてとらえ、自らの責で、自ら判断し行動する姿勢
1.チーム思考
個人でなく、組織として成果を出す姿勢
1.貪欲
成長に対し貪欲で、自ら行動を起こす姿勢
<6スキル>
1.スピード
準備、判断、処理の力
1.発見する力
問題に気づく力
1.仮説を立てる力
物事に本質をとらえ、筋の良い仮説を立てる力
1.実行する力
アクションを起こして問題に取り組む力
1.アウトプットする力
自らの考えを、簡素かつ論理的に説明する力
1.巻き込む力
人のエネルギーを高め、目指す方向に引っ張る力
長期的な成長を後押しする勤続給与制度
そして、人事評価制度にある、もう一つの問題を解決するために導入されたのが、
「勤続給与制度」です。
「6スタンス・6スキル」に基づく、人事評価制度では当然、新入社員からのステップも進めやすいように、評価内容を定めています。
すると、序盤は成長しやすいものの、徐々に成長が難しくなってしまう社員もいるのではないでしょうか?
また、シニアジョブの人事評価制度では、上記のとおり個人の成果目標に比重を置いていないため、入社すぐから成果を上げる社員には成長目標を設定しにくいこともありそうですし、人事評価制度が職位とも連動していることで、なかなか職位が上がらない社員の成長意欲を育てにくいこともあるかもしれません。
そこで、社員の長期的な成長を応援する目的で導入されたのが「勤続給与制度」です。
あくまでも人事評価制度のベースは「6スタンス・6スキル」によるもので、年功序列制度のように序列が上がるわけではなく、定期昇給制度のように給与全体が上がるものでもありません。
極論を言えば、「6スタンス・6スキル」の評価で降格・降給すれば、給与全体は下るかもしれません。
それでも、長期の頑張りや、会社文化の継承への貢献について別途評価することで、何年経っても成長し続ける社員の後押しをしたい、という思いがこの制度につながりました。
このように、新しい制度の導入や、改善を日々進めているので、シニアジョブの採用ページにもこうした最新の制度の説明がないかもしれません。
シニアジョブへのジョインをご検討の方は、今回の広報ブログでのご説明も参考にしてみてください!
recruit-fresh.senior-job.co.jp