コロナで情報発信が難しくなったのでオウンドメディアが誕生した話
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
今はもうだいぶ、直接お会いしての打合せも復活してきていますが、緊急事態宣言の前後などは本当にオンラインだけで、直接お会いすることができませんでした。
広報としても、軒並みイベントが中止になっただけでなく、取材もオンライン、メディアの方への情報提供やアプローチもオンラインと、方法を工夫したにせよ、制限とマイナスの影響の多いタイミングでした。
そんな中でシニアジョブとしては「オウンドメディアを作るぞ！」という方針が決定しました。
簡単に言えば、社外との接触や折衝なしに情報発信できるからというのがその理由なのですが、今回はその詳しい話を書きたいと思います。
コラムは自前のメディアに載せちゃえば？
もともとシニアジョブ広報としては、私がライター出身で文章書くのに抵抗がないこともあり、コラムの寄稿・連載に力を入れていたんですね。
このタイミングでは、ビジネス＋IT、週刊ビル経営、せいび界の3つのメディアで、毎月あるいは隔月で、代表取締役 中島康恵の連載が稼働していました。
ビジネス＋ITはソフトバンググループのSBクリエイティブの運営メディアとあって、Yahoo!ニュースにも転載されるなど影響力があり、連載しているこちらの記事の質も高まっていたことから、隔月連載から毎月連載に頻度が上がっていました。
一本の記事の反響も大きくなってきていました。
その中で社長は気づきました。
「このコラム、自前のメディアに載せたらいいんじゃね？」
もちろん、メディアのブランドや集客力、信用度などの差もあり、発信者が自社なのか第三者の報道機関なのかもあるので、一概に外部メディアでの寄稿・連載よりもオウンドメディアがいいわけではないのですが。
それでもオウンドメディアに取り組む恩恵は大きく、私も是非やりたかったことなので、取り組むことになりました。
この話をしていたのが3月頃の話です。
シニアジョブ初オウンドメディア「シニアタイムズ」始動！
同時にエンジニアさんやデザイナーさんも動き出して、メディアの方向性が作られていき、4月からは実際に原稿の作成をスタート。
「シニアタイムズ」という名前も決まったこのメディア、当然、広報で連載・寄稿によってメディアに露出を図る手法を代替するものではなく、もちろん、メディア事業で収益を上げるものでもありません。
カスタマージャーニーマップ上に定めたタッチポイントで、徐々にナーチャリングを図るコンテンツマーケティングの場でもありません。
実はこの「シニアタイムズ」、SEOでの流入を稼ぎ、短時間でコンバージョンを図るためのSEOメディアが大部分の要素です。
現状のシニアジョブとしてはまず集客力の強化が重用で、SEOメディアが作られることになりました。
ただし、立ち上げ段階で記事を任せられた役得で少しだけゴネさせてもらって、SEO関係ない広報施策として発信・掲載できるスペースをもらいました！
それが、スペシャルコンテンツのコーナーです。
ここではトップインタビューや、働くシニアの方のインタビュー、シニアジョブ独自のノウハウなどについて執筆・掲載していく予定です。
「シニアタイムズ」は7月に正式オープンし、9月にはSEOや執筆の監修も行うマーケターを新たに迎えてさらなる強化が続いています。
今後の「シニアタイムズ」は？広報の関わりは？
今後はさらに記事が増え、ユーザーの方の知りたい内容にしっかりとしたアンサーをご用意できるメディアになっていくと思います。
私が担当する「スペシャルコンテンツ」のコーナーについては、やはりインタビュー記事を増やしていきたいと思います。
シニアの方の転職支援、人材紹介のサービスと、それに関連するコンテンツなので、教科書的な詳しい話よりも
「転職してどうなったか？」
「会社は採用してどうなったか？」
「転職活動を振り返ると？」
といったような、事例や体験談を読みたい方が多いのではないかと思っています。
ですので、実際に転職に成功したシニアの方や、現在転職活動をしているシニアの方、シニアを採用した企業の方などにインタビューをした記事を掲載してみたいです。
支援する側の弊社社員のインタビューもしてみたいですね。
他の施策も山積みなのでどこまでできるかわかりませんが、今後も広報部で執筆していく「シニアタイムズ」のスペシャルコンテンツ、楽しみにしていただけたら幸いです。
社外での社長のコラム連載・寄稿も強化！
週刊ビル経営のコラムは10月が最終回ですが、10月は新しいメディアでの寄稿・連載もあるかも！
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