PRTIMES STORYを使ってみたその後
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
このシニアジョブ広報ブログでも既に2回ほど記事にした、PRTIMES STORYの利用レビュー?ですが、9月末までの無料期間が終わりまして、その時点まででシニアジョブとしてどうなったかをまとめたいと思います。
結論として、
これまでご報告したもの以降の成果はありませんでした。
別にPRTIMESさんやSTORYが悪いわけでなく、完全に私の戦略ミスなのですが、その経緯と結末などをまとめます。
まずは広報ブログにアップしたストーリー話を振り返る
まず、これまでこの広報ブログにアップしたPRTIMES STORY利用報告を振り返ります。
それはこちら。
という2つの記事をアップしています。
最初にPRTIMES STORYを使って発信してみたのが6月23日、PRTIMES STORYのサービス開始から1ヶ月以上経ってからですね。
内容は「コロナ禍や法改正が待ったなしで変えるシニア労働市場でニーズに応えたい。シニア副業紹介を始めた背景とは?」というもので、6月開始のシニア副業紹介サービスの開発秘話です。
このストーリーがその後、Forbes Japanに転載されます。
「シニアに特化した副業紹介支援サービスが人気 働き方の多様化で希望者が増加」というタイトルで、6日後の6月29日のことでした。
それで舞い上がって広報ブログでもその顛末を報告したわけですね。
その後シニアジョブのストーリーはどうなったのか?
このように初のPRTIMES STORY利用が成功したので、私は
「いける!」
と思いました。
無料活用できるのは9月末までだったので、8月から9月で数本の配信をしようと計画を立てました。
・・・が、オウンドメディアの原稿作成や、初のウェビナー開催などがあって8月は配信できず。
(状況はこちらにも掲載)
結局、完全に駆け込み需要、滑り込みの形で、9月に3本配信することになってしまいました。
9月に配信したシニアジョブのストーリーは次の3本。
- シニアに起きる「希望給与が低くて採用されない現象」シニア転職市場にどんな変化が起きているのか?(9月14日)
- シニア専門人材会社で新卒社員が人事責任者に抜擢されたワケ(9月28日)
- 「内定じゃなく資金ください」と面接で言い放った学生起業家がシニア転職支援に行き着いた創業ストーリー(9月30日)
9月14日がノウハウ・裏話系の内容、9月28日が人物系・役職抜擢の内容、9月30日が創業ストーリーです。
9月28日と30日の準備中に、PRTIMES STORYがその後も創業ストーリーなど特定テーマは無料で発信できるという情報が出てきたため、しまった!と思いました。
そして9月に配信した3本のストーリーは、本日10月16日現在、
特段、掲載や取材にはつながっていないのです・・・
反省点や気づいたこと
9月配信のストーリーがメディア露出につながらなかった敗因はおそらく・・・
利用者増による競争激化です。
というよりも、6月のForbesJapan掲載の勝因が、少ない利用者で競争率が低かったからかもしれません。
新しいサービスなので良いものであれば月日とともに利用者が増えるのは当然なのですが、私と同様の考えで「9月末までの無料期間に出せるだけ出そう」といった駆け込み需要が激増していました。
実際、複数の他社の広報さんからも、そういう考えであることを聞きました。
その他、PRTIMES STORYを使ってみて、サービスを追ってみて、気づいたこともまとめてみます。
最初の、「STORYのTwitterアカウントは発信すべてを上げてはくれない」という話は、プレスリリースの場合、チェックを入れていればPRTIMESさんのTwitterアカウントが必ずツイートで紹介してくれるのに、STORYの場合そうではない、ということです。
この広報ブログで最初に利用報告した記事でも、「SNSにすら載せてもらえない」と愚痴ってしまいました。
その後、1本はTwitterで紹介されましたが、配信したすべてが紹介されるわけではなさそうです。
二つ目の、「PRTIMESの方々はエゴサーチをしっかりやっているようだ」というのは、STORYの配信報告やこういったSTORYに関する広報ブログ記事をTwitterやFacebookでアップすると、高頻度でPRTIMESの方が「いいね」をしてくれる、ということです。
また、上記のように愚痴っていたらTwitterで紹介されたり、同じように「プレスリリースと違って提携メディアもないのでは?」と言っていたら、antenna* との提携と記事掲載が発表されたりと、どうもインターネット上での発言を調べてフィードバックしているような雰囲気があります。
反響の調査は当然のようにやっているでしょうし、私の発言がフィードバックされたというのは自意識過剰だとは理解していますが。
三つ目「やはりtoCもメディアもプレスリリースより反応が少ない」、これはPRTIMES内の「分析データ」の「レポート」を見れば、プレスリリースよりもPV数が明らかに得られにくいことがわかります。
反響なども、Twitterを見る限りプレスリリースより少ないですし、営業電話・営業メールなど不要なものを含む問い合わせ数も少ないです。
この部分はSTORY最大のウィークポイントで、これもこの広報ブログで最初に利用報告した記事で触れた通り、何かしらの改善がないと、
ストーリー < 却下されないように無理やり工夫したリリース
の構図が崩れず、結局
「どうにかストーリーを織り込んだプレスリリースを出すのが最良」
となりかねないと思います。
とはいえ、プレスリリースと同じ1本3万円で、こうした情報発信が可能であるのは、広報としては施策の選択肢も拡がって便利だと思います。
私も今後もPRTIMES STORYの活用方法をまだまだ模索していきたいと思っています。
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