時事ネタ「定年70歳」を書いた社長の最新コラム、盛り上がり大
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
ビジネス+ITさんで連載している社長のコラム、最新の回が掲載されました!
今回は取り上げているのは、かなりタイミングのいい時事ネタである「定年70歳」。
そうしたところ、この連載では過去最高の盛り上がりとなる結果に!
ソフトバンクグループであるビジネス+ITさんでの連載なので、Yahoo!ニュースにも出るわけです。
(Yahoo!ニュースは時期が過ぎると削除されちゃうので、あとあと見苦しくならないように「Yahoo!ニュースにも出る」の文章にリンクを貼りますね)
そうするとコメントが付くのですが、このコメントも過去最高の13件。
Twitterでもビジネス+ITの公式アカウントさん(@bitsbbit)が記事をツイートしてくれています。(シニアジョブもツイートしてますが・・・)
「定年70歳」に法改正、これから段階的にどう変わっていくのか? https://t.co/SyPV56Anx3 pic.twitter.com/tBBUi7FEeD
— ビジネス+IT(公式) (@bitsbbit) 2020年4月16日
このリツイートや、記事そのもののURLを付けてのツイートも非常に盛んで、確認できる限り7件ぐらいツイートされています。
(Yahoo!ニュースコメント、Twitterともに17日17時現在)
やはり、時事ネタは反応が違いますね!
ただ、広報施策としての連載や寄稿では、比較的時事ネタを盛り込む難易度が高めになります。
ちなみに、ここで言う「時事ネタ」は、よく広報の勉強会に行くとごっちゃにされている「季節ネタ」ではなくて、「時事問題」を指していますので・・・・
難易度が高くなる要因としては、
- 制作や掲載までの時間が長め
- 旬のタイミングを読みにくい
- 会社が出したいメッセージと合いにくい
- 別の専門知識が必要になる場合がある
・・・・などでしょうか。
まず、制作や掲載までの時間が長めというのと旬のタイミングを読みにくいというのは、セットの話になります。
プレスリリースでも念入りに準備をして出すものは、それ相応の期間をかけますが、緊急時に出すものはとにかく素早く出すと思います。
しかし、社長や広報がジャーナリストを兼務してでもいない限り、ニュース記事を書くわけではないですから、通常のコラム執筆は前もって準備を進めて書いています。
当然、載せる側のメディアでも、用意している枠のスパンや回数が決まっていたりもするので、いきなりホイホイ都合よく載せてくれたりはしません。
すると、話題になりそうな時事ネタが出てきても、それに即応できない場合が多いのです。
また、そのネタでコラムを書こうとしても、あっという間に旬が過ぎ去ってしまったりします。
もちろん、旬の到来をタイミング良く狙うのは至難の業です。
会社が出したいメッセージと合いにくいというのは、時事ネタでなくても、広報全般、連載・執筆全般であり得る課題ですが、時事ネタではなおさらその傾向が強くなります。
時事ネタは社会問題などであることが多いのですが、都合よく会社が解決できる内容に合致するとは限らないからです。
会社内でその解決策を練ったり、コンセンサスを図るタイミングすら得られなかったりもします。
別の専門知識が必要になる場合があるというのも上記と似たようなことで、社内の専門知識では対応できる時事ネタばかりではなく、むしろ対応できないことが多々あります。
実務としての解決策は知っていても行政の制度には詳しくないといったパターンですね。
連載や寄稿は、タレントのような知名度ではなく、専門家としての知識を買われているわけですから、知識が足りないとなるとそのネタは書けません。
知識を補強しようにも旬が過ぎ去るまでの時間では勉強しきれなかったりします。
今回のビジネス+ITさんでの連載コラム記事
「定年70歳」に法改正、これから段階的にどう変わっていくのか?
については、法改正の問題であり、閣議決定から衆院通過、参院での成立とプロセスが長く時間があった上、それらが審議中断などがなく予定通りに進んだことや、実際の施行が来年の話で時間があること、この内容に対するメッセージをシニアジョブとして持ち合わせていたことなどが、スムーズに執筆できた要因ではないかと思います。
社内でも、社長と私のコンセンサスがしっかりと取れていて、また、ビジネス+ITの編集部さんとの連絡やコンセンサスもしっかり取れていたということも大きいです。
実を明かすと、今回の連載分は、もっと違った内容を書く予定でおり、それを双方からの意見出しでこの「定年70歳」の内容に落ち着いたという経緯がありました。
次回のビジネス+ITさんでの連載も、今回の「定年70歳」の続きとなる予定です。
次回は「定年70歳」の時代を迎える時、準備すべきことについて語ります。
お楽しみに!!