全社MTGで語られた昔話は「協力してゴールを目指す」メッセージだった
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
先週金曜日、10月30日、シニアジョブの全社ミーティングであり、社長から1ヶ月のまとめと来月の目標、そして経営上のトピックが語られる「未来会議」が開かれました。
そこで発表された論功行賞で、アポイントのトップとして表彰されたのは、一時期、シニアジョブを離れて再度ジョインした渡井健至さん。
その時の挨拶で彼が語ったのは、昔話の「うさぎとかめ」でした。
■よく語られる「うさぎとかめ」の話
「うさぎとかめ」の話は、ビジネスシーンを含めいろいろなところで引用され、いろいろな解釈とともに、いろいろな教訓として語られていますよね。
ラジオを聞いていて、こんなフレーズをお聴きになったことはないでしょうか?
「うさぎとかめ」のお話は、日本ではゆっくりでも地道に前進することの大切さを示す話とされていますが、世界各地では様々な受け取り方がされています。
様々な国の子どもたちに「うさぎとかめ」の話をすると「ウサギがかわいそう」「カメはウサギを起こすべきだった」など、様々な感想が出ました。
その中でこんな話が出ました。
「ウサギはカメだけを見ていた。けれどカメはゴールを見ていた。だから地道に前進し続けられたのだ」と。
これはとあるスポンサーのCMで語られているのですが、同じような話が渡井さんからも語られたのです。
■渡井さんが語った「ウサギとカメ」の話とは?
「未来会議」で語られた渡井さんの話は、ほぼ同じような内容が含まれていますが、結論として強調されていた部分が異なります。
会社という組織の中で語られる話としては、渡井さんの結論のほうがマッチするように私は感じました。
渡井さんの話は次のようなものでした。
(前略)
・・・「ゴール設定が大事」だとか様々な考え方があるとおもいますが、私はこう考えます。
カメもウサギも、同じゴールを目指す仲間だと考えるならば、カメはウサギを起こすべき。
そうすることでウサギのゴールも早くなります。
仕事でもそれぞれの成長速度やつまづきはバラバラですが、誰かがウサギのように止まってしまっている時、声をかけずに自分だけ成長しようとすることは結果的にプラスになりません。
ウサギの起こし方も様々だと思いますが、社内で止まってしまっているメンバーがいたならば、積極的に声を掛け合える環境を目指していきましょう。
こうした「うさぎとかめ」の話は、飲食業界ではよく話される内容なのだそうです。
こんな渡井さんの話のあとに社長から発表された11月の目標の一つは、
「部署間の共有」
でした。
これは偶然?それとも事前に仕込みがあったのでしょうか?
■残酷な続きも、もしウサギとカメが協力してたら?
「うさぎとかめ」の話には続きがあるとも聞きます。
それは、カメに破れてウサギの村を追い出されたウサギが、村を狙うオオカミを倒して村に復帰するストーリーと、ウサギに勝ったことで「どんなことでも努力すれば達成できる」と考えたカメが空を飛ぼうとして落下し、砕け死ぬというストーリーだと言われています。
この後日譚の真偽のほどはわかりませんが、もし、渡井さんの話のように、
ウサギとカメが協力してゴールしていたならば、
この続きも、もっと全員がハッピーになれたのではないでしょうか?
空を飛ぼうとするカメをウサギが諌めたかもしれませんし、ウサギが村を追い出されることもなかったでしょう。
オオカミ退治ももっと効果的な方法が採られた可能性がありますし、ウサギとカメが協力に目覚めたのならば、あるいはオオカミも平和的に襲撃を諦め、殺されない道があったのかもしれません。
社内はもちろん、広報の業務に置き換えるならば、自社内だけでなくメディアとの協力関係は必要不可欠ですし、他社の広報さんや様々な関係者の方の協力の上で、一つの露出・掲載が実現します。
サラリーマンとしては自社の利益の拡大を無視するわけにはいきませんが、私は積極的に協力する広報、他の方に協力してもらえるような広報を、これからも目指していきたいと強く思いました。
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