当社の「新卒人事部長」がNHKおはよう日本に出た裏側
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
2021年3月20日(土・春分の日)、当社社員がNHKおはよう日本の特集に出ました。
取り上げられたのは、当社で採用と営業を兼任する、山田 萌香(やまだ ほのか)さん。
23歳の彼女は昨年入社した新卒の新入社員(20卒)ながら、入社2ヶ月で採用担当に大抜擢。さらに人事部長へと昇進し、「ツワモノ」と番組でも紹介されました。
この情報だけでもスゴイ感じですし、取材されたのも頷けるかもしれませんが、そんな山田さんにとっても初めての体験だったテレビ取材の裏側を、この広報ブログでご紹介します。
■NHKおはよう日本に取材された山田さんはこんな人
NHKおはよう日本のテロップでは、こんな山田さんの紹介が流れました。
- 山田 萌香さん
- 2020年 入社
- 採用を担当する “人事部長”
- 特徴:考え中は指をポキポキならしてしまう
- 休日:幸せは自分で作ったパンを食べるとき
山田さんは、2020年に大学を卒業してシニアジョブに入社したばかりの23歳。
営業(人材コーディネーター)として入社するも、入社2ヶ月後の6月に採用担当に抜擢。
前任者から1ヶ月の引き継ぎ後、7月からは責任者として一人でシニアジョブの新卒・中途の採用を牽引。
その後、人事部長に昇進。
・・・という、急な大抜擢、急成長を実践しているシニアジョブのホープで、先輩社員にも勝るとも劣らないスーパーエースと言えます。
テレビに取材されるのも頷けますね。
おはよう日本の中でも、抜擢の理由に山田さんの「負けず嫌い」な性格が語られるほど、ひたむきに努力を続ける努力家ですが、素顔の彼女はフランクでふわっとした優しい雰囲気のある23歳です。
■山田さんが出演したおはよう日本の特集とは?
「新人Dがミタ 伸ばせ新入社員の底力」
と題した特集でした。
コロナ禍でテレワークなど働き方が一変したものの、その中でも活躍している2020年度卒業の新入社員を追う特集で、取材する番組ディレクターさんも2020年卒の新人ディレクターというものでした。
当社を取材してくれたのは、篠塚さんという女性ディレクターの方で、取材中も同じ20卒同士、山田さんとお互いにいろいろな話をしていました。
番組ではシニアジョブの他に2社、合計3社の新入社員が紹介されており、先輩社員とのアットホームな交流がある運送会社に務めるトラックドライバーの方、入社後2回しか出社していないという大手IT企業の方が紹介されていました。
また、若者を研究し続けて20年以上の若者研究家・原田曜平さんが、それぞれの会社の新人活用で「イイね!」というポイントと、他の職場がマネする際のポイントをアドバイスしてくれました。
シニアジョブについては、
- 会社への帰属意識が薄い若者には同世代の人事は良い
- 重圧を与えずいかに権限を与えるか
が、ポイントとして伝えられた内容です。
2021年3月20日、朝7:30から特集が放送されました。
見逃し配信をインターネット上でも見ることができます。
■NHKから取材の依頼が来た経緯は?
放送日の20日くらい前、NHKのディレクターさんから「お話を伺いたい」という連絡が入りました。
当時、私はフルリモートだったので自宅から電話をすると、当社のプレスリリースなどで「新卒が人事になった」という記事を読み、「コロナ禍の新卒社員」というテーマの特集で取材を検討しているとのこと。
すぐに、山田さん本人や社長を交えたオンライン打ち合わせをセッティングしましたが、それが実行できたのは放送日の2週間前でした。
「新卒が人事になった」という内容が記載された当社のプレスリリースなどは全部で4つ。
新しい順に、
- 2021年2月24日:
シニア転職支援のシニアジョブ、2022年度新卒採用の募集ページを公開|株式会社シニアジョブのプレスリリース
- 2020年9月4日:
クイズ形式で体験するシニアのWEB面接、シニア就活オンライン講座9/21開催|株式会社シニアジョブのプレスリリース
- 2020年8月6日:
ウィズコロナ時代の応募者増に対応、シニアジョブが採用基準を刷新|株式会社シニアジョブのプレスリリース
そして、PRTIMS STORYの
- 2020年9月28日
シニア専門人材会社で新卒社員が人事責任者に抜擢されたワケ|株式会社シニアジョブのストーリー・ナラティブ|PR TIMES STORY
広報として「新卒が人事になった」というネタの美味しさは理解していたのでいろいろ使いたかったのですが、人事という仕事の負荷の重さもあり、場合によっては「取材がヤダ」という可能性もあるので、退職リスクを考えるとあまり序盤からバンバン露出を図るのも悩ましいところでした。
もっとも山田さんはこちらの心配をよそに、採用担当としても営業としてもスキルを高め、ウェビナーの講師までしっかりと勤め上げました。
STORYも含めた「新卒が人事になった」情報発信を繰り返し行い、一見ムダなような新卒採用開始のプレスリリースも山田さんのコメント込みで配信したことや、ウェビナー講師への抜擢なども効を奏したように思われます。
ディレクターさんとのオンライン打ち合わせ時は、私と代表、山田さんはリモートで物理的に離れていたので、事前にプレスリリースでこれまで配信した情報などを整理したシートを共有し、全員が情報を再確認して情報レベルを統一できるようにしました。
■初めてのテレビ取材で新入社員ぐったり
ディレクターさんとのオンライン打ち合せをしたその日の夜には、取材が決定して取材日時の調整に入りました。
翌日は土曜でしたが、シニアジョブでは土曜の対応も辞さない覚悟で事前に時間の確保に動いていましたが、1回目を4日後に設定、2回目を6日後に設定しました。
1回目の収録は、最初から朝から晩までの1日密着。
広報の私は普段、他の社員よりも遅い出社の設定ですが、その週からリモートを解除して誰よりも早く会社に向かったものの、なんとそれより早くディレクターさんが「入り待ち」していました。
メディア対応経験のない山田さんは、まずその「入り待ち」から仰天したようです。
午前中の面接がキャンセルになったり、午後早めの面接がドタキャンされるアクシデントを経て、その他の様々なシーンも撮りつつ、夕方の面接を撮影し、急遽撮影することになったシニア求職者の電話面談も他社経由で仕事が決まって無くなるというアクシデントで初日の収録が終わりました。
すべて終わったのは20時過ぎという長丁場でした。
ここから2日後の2回目の撮影に向けた怒涛の調整が始まります。
といった、当初の予定になかった収録をシビアなスケジュール調整で盛り込みました。
こうした激しいスケジュール調整や、予想しないシーンの収録によっても、山田さんはぐったりしていましたが、終盤はどんどん慣れていくのがわかりました。
そしてなんと!
2回目の収録の翌日からシニアジョブは移転の準備!
翌々日には引っ越し作業を行って、しかも自力で引っ越しをして、翌週月曜には新オフィスに移転するという強行スケジュールでした。
新オフィスの最初の営業日となった、放送日の5日前。
夕方から緊急に3回目の収録が行われました。
こうして計3回の収録が行われ、山田さんと社長など複数人・複数人のインタビューが行われました。
もちろん、それ以外の日も、広報の私は調整や確認を常に行う毎日でした。
当日も放送を確認し、その後に確認の連絡をディレクターさんからもらって、一連の仕事が完了。
山田さんも不慣れな収録に疲れた印象だったものの、すべてが終わるとホッとした様子でした。
特に近くの公園でのインタビューやランチの弁当を買いに行くなど屋外の収録、食事風景の収録などには戸惑いも大きかったようです。
■放送を終えて
NHKでメインで取り上げられた取材は初だったので、民法とはかなり違った感想になりました。
いくつか感想を紹介すると、
- 当然、社名は出ない
- そのせいか、瞬間的な反響は大きくない
- 特集であることやCMがないせいか、民放より尺が長い
といった特徴を感じました。
特に尺の長さはこれまで経験したことのないレベルでしたね。
また、これだけ長い時間の密着取材も、私自身初の体験でした。
半年とかの密着取材になるガイアの夜明けとかは、さらに大変なんだろうなと思います。
今回は広報としても会社としても非常に良い経験になりましたし、社内的には初の採用広報での成果になり、いっそう人事と広報で連携していくきっかけになったのではないかと思います。
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