在宅勤務のインターナルコミュニケーション不足対策でアンケート活用?
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
今月はほとんどテレワークです。
GW明けまではテレワークです。
四六時中、WEB会議システムがミュートでログインしっぱなしなので他のメンバーの顔は見ているし、朝は社長とミニミーティングやってるし、なにかあればビジネスチャットですぐ聞けるのだけど、やはりオフィスいる時のようなコミュニケーションはできません。
いわゆるひとつの「インターナルコミュニケーションの不足」です。
インターナルコミュニケーションは社外コミュニケーションの源泉になるので、その不足はやがて広報活動全体の衰退につながります。
これはどうにかしないといけない。
とはいえ、私が他の社員に
「やっほー!!元気してる!?調子はどう?どう?なんか変わったことあった?」
などと、お気楽に声をかければいいというものでもありません。
広報とか社内一わかりにくい仕事で、遊んでると思われる危険性すらあるため、コロナ禍の中、一生懸命電話してる人材コーディネーターさんに対して、そんなノリで声かけられませんって。
そもそも、他の人の手元の状況が見えにくいからインターナルコミュニケーションが不足しているのであって、無神経に声かけていいなら苦労はしないです。
というわけで、社内アンケート始めました!!
人材コーディネーター(営業)さん向けに、WEBアンケートで状況を聞いてしまうわけです。
本音としては、自由記述のところへの返答を重視したいのだけれど、忙しくてイライラしている人でもストレスになりにくいよう、ただポチポチ選ぶだけでも回答は埋まるように工夫しました。
誰か答えてくれそうな人が何か面白いネタをくれればいいか、ぐらいの感覚です。
例えば、こんなアンケートにしてしまうことで、みんな無感情にアンケート欄を埋めるだけになってしまって、かえってインターナルコミュニケーションにマイナスでは?とも思ったのですが、このアンケートだけで終わらせるつもりはありません。
あくまでもアンケートは、不足しているインターナルコミュニケーションの土台部分です。
このアンケートだけですごく濃い情報をくれた人には、そのまま遠慮せず詳細ヒアリングをすればいいのだし、ポチポチしかしなかった人もそのポチポチ選択した内容で最低限の状況は掴めるわけだから、それを軸に個別コミュニケーションすればいいだけ。
「情報ゼロ」から「情報0.5」程度になるだけでも、そのあとは随分楽です。
そもそも、アンケートって回答を貰うだけの一方通行のコミュニケーションではなくて、質問項目や質問文もこちら(広報)からのコミュニケーション。
「あ、こいつ(広報)、今はこんな情報を知りたがってるんだなぁ」と、他の社員さんに思ってもらえるだけでも効果あり。
質問→回答→さらに質問、と繰り返していけば、普通のコミュニケーションとあんまり変わりません。
その最初の一歩のハードルをほんの少しでも下げられたら・・・
そんな思いと効果を秘めての、インターナルコミュニケーション用アンケート施策でした。
当たり前といえばそのとおりのインターナルコミュニケーション施策やその強化ですが、会社や広報担当によっては社外向け施策以上にムチャクチャなことになっているのも見かけます。
私も一度、「インターナルコミュニケーションは大事」とか言いながら、やってることが「幹部を担いだ広報セクションによるマウンティング」という会社を経験したことがあります・・・