オンライン・メディアキャラバンを初めて企画・実践してみた話
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
先日、BtoB/IT広報勉強会さんのオンライン交流会で、「オンライン・メディアキャラバン」という話を聞きました。
聞いただけで実践してみなければなんにもならんだろうと思い、とにかくやってみようということで、聞いた翌日から行動。
本日2件、実践してみました。
いきなりは怖い、仲のいいメディアさんと仲のいい広報さんとで
私もそんなにWEB会議ツールを使いこなせているわけでもなく、リアルのメディアキャラバンで百戦錬磨というわけでもありません・・・・
いきなり、会ったこともない新規のメディアさんに突撃するのは怖いので、とりあえず失敗しても怒られなさそうな仲のいいメディアさんに実験させてもらおう!
それだけだと、双方あまりメリットないから、やはり失敗しても怒られなさそうな仲のいい広報さんをおつなぎしてみよう!
ということで、数社さん、数メディアさんにお声がけして調整してみました。
実際、BtoB/IT広報勉強会さんの会でも、「新規は難しい」「数社合同で」みたいな話も出ていました。
それでも怖いのでオンライン飲み会で実験
しかし、予行練習なしに、ぶっつけ本番は怖い・・・・
というわけで、知り合いの社長たちとオンライン飲み会をやってみました。
(※注:弊社の社長ではありません。弊社の社長はこんな背景を選ぶ危険人物ではありません。)
いくつかのツールを試し、だいたい上手くやれそうなので一安心。
やはり、既に付き合いがあって気心が知れているとオンライン飲み会でも非常にスムーズなものの、進行の留意点もわかってきます。
間の取り方とか、ファシリテーションの方法とか、盗めるものは知り合いの社長からも遠慮なく頂戴します。
事前準備をできる限り念入りに
本番を完璧にやりきる自信がないので、事前準備に力を注ぎました。
今回はぶっちゃけ、自社の情報発信やアピールはなくて(だって仲いいメディアさんとやるので、わざわざオンラインで話さなくても意思疎通十分)、他者の広報さんをつなぐ実験みたいなもの。
そのため、私が全社分の資料を預かって、メディアさんに事前送付。
その場で画面共有で資料を開くのに失敗しても、既に資料は手元にあるのでセーフ・・・という状況にしておきました。
むしろ、参加者の調整などが難しかったかもしれません。
急に発表された「ステイホーム週間」の影響で、確認に手間取ったり、結局参加できない企業さんが出たりしたので。
さあ、あとは勢いで!そしていろいろ課題・・・
結局、本日4月30日に、人生初のオンライン・メディアキャラバンを、2回連続で実践することになりました。
どちらも専門紙さんで、1紙目が弊社以外3社4名様の参加、2紙目が弊社以外1社様の参加で行いました。
見学したいってお話を、とある広報さんからいただいたり、弊社の社長が言ったりしていましたが、いろいろあって結局見学者はなし。
ちなみに1紙目では私(弊社)も簡単にプレゼンをしてみました。
しかし、私宛に送られていた資料の一部の共有を忘れたり、時間の管理が難しかったりと、課題は満載。
確かに広報さんからのプレゼンに対して、メディアさんからその場で質問をいただく、ということをレスポンスよくできるし、互いの顔は見えるのでちゃんとお引き合わせした感じはあるものの、例えばメールやメッセージチャットだけでお引き合わせした場合より十分なアドバンテージを作れたかなどは自信がなく、課題となりました。
参加された広報さんのほうでも、当然オンライン・メディアキャラバンどころかメディアキャラバンの経験もそう多くない方もあったため、いろいろ課題も感じつつ、新鮮な体験になったようです。
2回とも参加された広報さんは、「1回目は緊張してあまり話せなかったのが、2回目はだいぶ慣れて話せました」と仰ってました。
ちなみに1紙目はハングアウト、2紙目はFacebookビデオチャットで開催しました。
初オンライン・メディアキャラバン、工夫と課題
今回のオンライン・メディアキャラバンの実験?初主催?初アテンド?で、私が工夫してみたことと、課題となったことをまとめます。
<工夫したこと>
- 事前に発表資料をすべて共有しておいた(漏れがあったけど)
- 特にメディアさんとは段取りについて話しておいた
- 広報さんのプレゼンとメディアさんの質問を分け、質問は都度でなくまとめた
- 広報さん同士は初顔合わせでも交流機会は時間内に設けなかった
- 全員の交流や連絡先交換の場として、会終了直後にFacebookのグループチャットに招待した
<課題となったこと>
- 私が資料等の共有を一手に担ったので、漏れチェックがなかった(私がアホなだけですが)
- メディアさんとの事前打合せした割に、広報さんとは新鮮さや独自性を重視してあまり打ち合わせしなかったのが丁寧でなかった
- 時間配分や、参加者の人数の読みが甘く、駆け足感が否めなかった
- 初顔合わせにも関わらず、交流に時間を充てられていない
- メディアさんが求めるネタ、などのメディアさんからヒアリングする場面を設けられていなかった
- 雑談など余裕を持った進行ができなかった
このような感じでしょうか。
これはおそらく、これから私自身が新規のメディアさんにオンラインでアプローチしたり、オンラインで取材を受けたりする時も気をつけるべきことかなと思っています。
この新型コロナウイルスの影響がいつまで、どのくらいの深刻さを持って続いていくのかわかりませんが、とにかく誰もが未経験の事態なので、いろいろとチャレンジを続けて実践していきたいと思います。