オンライン・メディアキャラバンを初めて企画・実践してみた結果
こんにちは。
シニアジョブ広報の安彦です。
コロナ禍の外出自粛を受けて、この春は、先端の広報もすなるオンライン・メディアキャラバンといふものを私もしてみむとて実践しました。
私と弊社が主体となって、何社さんかを巻き込んで実践した回数は、昨日で3回。
だいたいいつも固定のメンバーですが(笑)、参加者はメディア様や私も入れて、3回で延べ14名。
3つのメディア様に時間を取っていただきました。
ご参加いただいた方、大変ありがとうございました。
初回の様子を、この広報ブログでもまとめてみたのですが、なかなかアクセスされているようです。
そして今週、初回に提供した情報が掲載に至り、「結果も報告してほしい」という声もあったので、ブログでまとめてみようと思います。
どんなメンバーだったのか?
初めてオンライン・メディアキャラバンを実施した際の経緯や準備、工夫などは、上記のブログ記事を参照してください。
初回でアプローチしたメディア様は、週刊ビル経営様です。
そして、参加企業は、
の4社でした。
それぞれ広報担当やマーケティング担当、会社によっては社長が参加しているところもありました。
何かのつながりや共通項のある会社というわけではなく、単に担当さんや社長さんと私が個人的に親しい会社で、情報交換の中で週刊ビル経営様に合った内容をお持ちのところを、私が独断で選びました。
つまり、媒体研究とか先行アプローチは私が行った上で、マッチングまで主導したと言えるかもしれませんが、それぞれがプレゼンする情報はノータッチでした。
結果はどうなったのか?
週刊ビル経営様では、4社すべてが掲載に至りました!
掲載に至った要因は、
- Web会議システムで話をする前日に資料を送付し、メディア様に熟読いただいた
- メディア様の質問の時間をまとめて多めに取り、十分に質問していただいた
- Web会議システムのあとFacebookで交流の場を作り、継続してやり取りしていただいた
などが考えられます。
(事前の調整の話は手前味噌過ぎるので、上記には挙げません)
参加企業それぞれの掲載内容
まず、6月1日号の大きめのスペースで、ClipLine株式会社様の記事が掲載。
飲食からビル清掃までの不動産やビルに関連する業界で、社員教育やノウハウ教育を動画で行うことのできる同社のサービスの事例が紹介されました。
残りの3社は、6月8日号の同じページで一挙に掲載。
日本最大級のフロアコーティング実績を持つエコプロコート株式会社様は、「ナンバーワン企業探訪」のコーナーで紹介されました。
株式会社NEXTAGE GROUP様と弊社は、同じ「コロナ禍で広がる顧客・ワーカーへの支援の輪」というコーナーに登場。
NEXTAGE GROUP様は、リフォームやメンテナンスで訪問する際、顧客にマスクを配布していることや、社員へのマスク配布、手作りマスクのノウハウ共有などが記事に。
弊社は69歳社員のテレワークの様子が紹介されました。
正直、弊社のネタは、ビルにも不動産にも建設にも関係ないので、4社合同のオンライン・メディアキャラバンを主導したことのオマケみたいな、週刊ビル経営様のご好意だと思っております。
オンラインメディアキャラバン実践のまとめ
結論として、上記のように結果をまとめた初回以外の状況も総合してまとめると、オンライン・メディアキャラバン特有の工夫や課題もあるものの、通常のメディアキャラバンで起こり得ることはオンラインでも同じように起こり、むしろオンライン特有の内容よりも気をつけるべき、ということが言えるかもしれません。
ただし、次のようなオンライン・メディアキャラバン特有の影響も確実にあるため、それは実際にWeb会議システムで話す前後を含めた工夫で、乗り超えるべきかもしれません。
- Web会議システムや通信環境への不慣れ、スペック、仕様などで、コミュニケーションが阻害される
- 用件以外の話、雑談、仲良くなるアプローチなどが行いにくい
- 話の掘り下げや質問、追加の情報提供などが行いにくい
オンライン・メディアキャラバンは、Web会議システム等を使ったオンライン上でのアプローチなのですが、結論として
「いかにWeb会議システム以外の部分を工夫、充実させるか」
というポイントが出てきてしまったことが、皮肉であり面白いとも私は感じました。
何かの参考になれば幸いです。